屋根塗装の重要性
春夏秋冬がある日本は、寒暖差や湿気の変化が激しく、その影響は屋根が最も受けています。
その上、台風や地震も多いため、建物を劣化させる様々な要因が多く存在します。
だからこそ、強く機能的な屋根を保たせることが大切なのです。
屋根に現れやすい症状は、鉄部の錆汚れや、コケ・カビ・藻の繁殖。
耐久性を低下させ、劣化のスピードを早める原因となるものは、塗装メンテナンスで早期に対処しておくのがベストです。
屋根材を塗料でコーティングすれば、防水効果を取り戻せることはもちろん、防錆性・抗菌性もUP◎
加えて、遮熱・断熱塗料を選べば、一年を通して室内環境を快適に保たせることができます。
屋根塗装のポイント
□ 縁切り・タスペーサー
屋根の重なり部分にタスペーサーという部材を屋根材の重なり部分に挿入して縁切りを行います。
雨漏りや内部結露を防ぐという重要な役割があります。
□ 下地調整
高圧洗浄・ケレン・プライマー・ひび割れ補修等を確実に行い、美しさと耐久性を長く維持させます。
□ 最適な塗料の選定
屋根材の種類・立地環境に応じて、ベストな塗料をご提案・施工いたします。
屋根塗装の流れ
【1】 足場を設置
まずは建物を取り囲む足場工事からはじまります。
塗装職人が、安全・確実・効率的に作業を行えるよう、現場の状況に合わせて足場工事を行います。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行えば、足場費用を節約できるのでオトクです。
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【2】 高圧洗浄
屋根にこびりついた砂埃・カビ・コケ・旧塗膜をしっかり取り除きます。
屋根材と新しい塗膜との密着力を高めるための大切な行程です。
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【3】 下地補修
欠損箇所やひび割れをコーキングで補修します。
この工程は仕上がり後の耐久性に大きく影響するため、どんなに小さなひび割れも見逃しません。
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【4】 養生
車やお庭の植木などにペンキがつかないよう、シートで丁寧に保護する作業を行います。
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【5】 タスペーサーで縁切り
塗料で屋根材の重なり部分がふさがってしまわないように、隙間を空けておくためのタスペーサーという部材を挿入。
雨水の流れる道筋を作ります。
「隙間を作ると雨漏りするのではないか?」と思われるかもしれませんが、逆に隙間がない方が雨水の排出先がなくなるので危険なのです。
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【6】 下塗り・中塗り・上塗り
当社は安心の3回塗り。※塗料メーカーの指定がある場合は順守します。
1度目は下塗り。屋根材と塗料の密着性を高めるために行います。
2度目は中塗り。指定色の塗料です。
3度目は上塗り。指定色の塗料で、より美しく完成させるために塗り上げます。
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【7】 完成
塗り残しがないか、縁切りがきちんとできているかを確認して、作業完了です。
ご要望に応じて付帯部分の塗装も行います。